ここ２日くらいというか年中無休で僕の中では鍵盤を弾きながら唄う男性ボーカリストが熱いわけですが、それは当たり前のことで、男性シンガーソングライトケンバニストというのは太古の昔より面白音楽を作るものと相場が決まっているのであります。古くはStevie Wonderから最近ではD'Angelo、Dwele、Frank McComb、Amp Fiddler、Ayro、Peven Everett、Vikter Duplaixとまあ蒼々たる顔ぶれ。ケンバニスト最強説は疑いようのない真実。やはり１人で全部やっちゃうような人は灰汁の強いものをお作りになられる。しかし、ここにあげたアーティストはみんなアメリカンであり、ヨーロッパに目をやりますと、あまり思い浮かばない。Georg Levinくらい？Kaidi Tatham、Mike Patt、Mark De Clive Lowe、Andreas Saagなど鍵盤弾きはわんさかおれど、弾きながら唄う人には滅多にお目にかかれませぬ。というか、ヨーロッパには男性ボーカリスト自体が不足しており、さらに鍵盤弾けるとなるともういねえのよ、という話みたいなので悲しい気分。さらに日本になると椎名純平くらいしかいないような気がして僕はもう世の中が嫌になりました。まあ、別にアメリカから出てくれば、ヨーロッパや日本から出てくる必要はないような気がしますけど、聴いてみたいので誰かお願いします。ピアノを嫌々やってる男子小学生は歌も頑張って下さい。
