年末なのでなんとなく特集組んでみます。最近のダブ・テクノはまあざっくり言えばベーシック・チャンネルのフォロワーでディープ・ミニマルと呼ばれていたりもしますが、近年CDリリースが増えてきてバラエティ豊かになってきました。まずはなんといってもUKレーベルModern Love勢。
- Andy Stott / Merciless (Modern Love/2006)
- Deepchord pres. Echospace / The Coldest Season (Modern Love/2007)
- Rod Modell / Incense & Blacklight (Plop/2007)
- Claro Intelecto / Metanarrative (Modern Love/2008)
- Andy Stott / Unknown Exception (Modern Love/2008)
どれも素晴らしい作品ですね。ここで特集やめても良いくらい充実の内容。Rod ModellはEchospaceの中の人でcv313とかImaxといった名義でも活動しててやたらリリース多い。デトロイトの人だったはず。今年の聴くならAndy StottとClaro Intelectoははずせません。続いてはデンマーク勢。
- Trentemøller / The Last Resort (Poker Flat/2006)
- Quantec / Unusual Signals (Echocord/2008)
- Lulu Rouge / Bless You (Music For Dreams/2008)
- Mikkel Metal / Peaks & Troughs (Echocord/2008)
いずれも良質。寒さとどんより天気がデンマークをダブ・テクノへと導くのであろうか。おつぎはダブステップ勢。
- Scuba / A Mutual Antipathy (Hotflush/2008)
- 2562 / Aerial (Tectonic/2008)
- Headhunter / Nomad (Tempa/2008)
- VA / Soundboy's Gravestone Gets Desecrated By Vandals (Skull Disco/2008)
言うなればダブ"テクノ"ステップみたいなことなんですけど、Shackletonは別格です。では最後に個別でちょいちょい。
- David Alvarado / Transfiguration (NRK/2005)
- Convextion / Convextion (Down Low/2006)
- Murmur / Undertone (Meanwhile/2007)
- Deadbeat / Roots And Wire (Wagon Repair/2008)
- Beat Pharmacy / Wikkid Times (Deep Space Media/2008)
2008年のダブ・テクノを代表するアルバムつうとDeadbeatですね。間違いないです。しかしまとめてみたら思ってたより少ないなあ、という印象。誰か大事な人を忘れているのか。もしくは時期尚早だったのか。Sven Weisemannがアルバム出すまで待てば良かったぜ!えー次回はバレアリックかダブステップあたりでお会いしましょう。ディープ・ファンクでも良いです。